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【実習生レポート】「やさしい日本語」講座 -伝わる日本語コミュニケーション-を開催しました!

【実習生レポート】「やさしい日本語」講座 -伝わる日本語コミュニケーション-を開催しました!

 

 

2025年09月10日

杉並区社会福祉協議会では、8月5日(火)~9月10日(水)の期間で、2名の大学生が社会福祉士資格の取得に向け、実習しました。
杉並ボランティアセンターの実習では、講座に参加し、その内容を広報として発信する体験として、ブログにチャレンジしました!
大学生のフレッシュな記事をぜひご覧ください!


8月16日(土)に、深田みのり様(日本語講師)、杉並区交流協会の皆様にご協力いただき、「やさしい日本語」講座を開催しました。

近年、日本全体で在留外国人が増加しています。令和7年では、杉並区内の在住外国人数は23,679人に達し、過去最高人数となりました。
この10年をふりかえると、在住外国人数は約2倍の増加を見せています。一方で、言語の壁が課題となっています。

そして災害時に外国の方が困ることは“情報が伝わらないこと”

実は、外国の方が日常生活に困らない言語は英語や中国語を上回り、日本語であり、日本語と回答した方は62.6%でした。

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♢外国の方が求める情報発信言語とは?

調査によると、外国の方が希望する情報発信言語は…
1位:やさしい日本語(76%)
2位:英語(68%)
3位:日本語(22%)

そもそも、皆さんはやさしい日本語という言葉を聞いたことがありますか?

⇒やさしい日本語は簡単な言葉で短く話す、日本語を母語としない人にやさしい表現方法です。簡単な単語でポイントだけを伝えるなど、少しの言葉の工夫で、伝わりやすさが大きく変わります。

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♢実践練習

今回の講座では、外国の方5名にも参加していただき、実際にやさしい日本語を使ったグループトークを体験しました。
私がグループトークに参加する際に意識したことは、「ゆっくり」「はっきり」「ジェスチャーを使う」です。そうすることで会話が広がり、自然とコミュニケーションがとれました。
最初は緊張しましたが、相手の笑顔を見て“伝わった”と感じた時、とてもうれしく、もっと話したくなりました!

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♢地域で広げたいやさしい日本語

やさしい日本語を学ぶことで、外国の方との距離がぐっと縮まることを実感しました。
この学びは、災害時の支援だけではなく、買い物や道案内など、日常生活の場面でも役立ちます。
地域でのつながりを深める一歩として、多くの方に知っていただきたいです。


(記事:法政大学3年 実習生T)


杉並ボランティアセンターでは、災害ボランティアについて知る「はじめの一歩」を目的とし、災害ボランティアに関する基礎的な内容を学ぶことができる「はじめての災害ボランティア講座」を10月18日(土)に開催します。こちらにもぜひご参加ください。