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取材エピソード~フリーランス杉並家族会~

取材エピソード~フリーランス杉並家族会~

 

 

2021年05月30日

杉並ボランティアセンターの情報紙「ボラン・て」5月号(5月11日発行)の特集企画では、地域福祉活動費助成団体「フリーランス杉並家族会」の活動の様子をお伝えしています。
今回は、情報紙には掲載しきれなかった一場面をこちらで紹介します。

不登校・ひきこもり・発達障がいの方の家族や当事者、支援者などへ広く呼びかけ、お互い支え合い励まし合いながら、当事者の社会参加を実現させるための居場所づくりをしている「フリーランス杉並家族会」。

令和3年度は、奇数月に杉並区内の公共施設で勉強会を開き、生きづらさを感じているすべての方への支援につながる活動を行っています。

家族会の活動にうかがった際、スタッフの一人である当事者の男性が、ご自身のことについてつらい胸の内を話してくださいました。
大切な親子同士でお互いの立場に寄り添い、気持ちに共感することは自然な願いであるというメッセージを受け取り、幸せとは何かを改めて考えることができました。

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勉強会の途中、当事者の方が何気なく描いたというイラスト。

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以前、ご自宅で飼っていたふわふわの可愛いポメラニアンも!
写真も一緒に見せてくださいました。ほっこり和む瞬間でした。

フリーランス杉並家族会では、ゲストを招いて勉強会を開き、その後意見交換を行う懇談会があります。
今年度の共同代表である阿部さんは1級ファイナンシャル・プランニング技能士など様々な専門的なアプローチで、社会で生きづらさを感じている当事者や家族が生活していくために必要なお金の面での問題にも寄り添い、解決できるようなサポートをしています。
共同代表の飯田さんは、野菜ソムリエプロ&メンタルフードマイスターや腸活プランナーの立場から、こころを整える食事や体のお話をうかがいました。
幸せホルモン“セロトニン”を増やすバナナのことや、心や体にも関連する腸活を促す話など、食生活でこころの健康をサポートします。

フリーランス杉並家族会には、当事者やその家族、問題を少しずつ解きほぐすためのスキルを持った専門の方々が関わっています。
団体との横のつながりも大切にし、対象を限定せずに広く扉を開いて皆さんと気持ちを共有できる場となっています。
地域の中で悩みを感じている方、一歩を踏み出すきっかけになれば!

フリーランス杉並家族会

お問い合わせ先:freeransu1.2.3@gmail.com
勉強会:奇数月第4日曜日